公開 2026.10.16更新 2026.10.16
Daloの二重構造|Nigaloを密に重ねる
密に編まれ、内側と外側を重ねたDaloの二重構造。穀物の保管や運搬という用途と生活に根付いた構造に迫ります。


Daloは、細く割いたNigaloを隙間なく編み、内側と外側を重ねた二重構造です。
密に編む

竹籠の編み方は、地域や用途により異なります。通気性を重視して編み目を開ける籠がある一方、Daloは細いNigaloを密に編み、さらに二重に重ねています。
穀物を収める
西ヒマラヤでは、Nigalo製の籠が穀物の保管や運搬に利用されてきたことが報告されています。私たちが訪れた集落でも、とうもろこしなどの穀物が栽培され、Daloは穀物や保存食を収める道具として活用されてきました。
密な編みと二重構造は、こうした用途との関係も考えられます。ただし、二重構造の由来を穀物保存に結びつける明確な記録は、今回の調査では確認できていません。
四角から円へ

Daloは四角い底から胴が立ち上がり、上部に向かって円形へ変化します。
次の記事では、この四角と円が共存する構造を詳しく見ていきます。




