メンテナンスについて
mrakで取り扱う製品は、植物繊維、竹、木などの天然素材を用い、それぞれの土地に伝わる方法によって製作されています。
天然素材は、湿度や乾燥、日光、使用環境などによって少しずつ状態が変化します。また、工業製品とは異なり、素材そのものの色や形、繊維、節、傷、製作時の痕跡などにも個体差があります。
それぞれの素材の特性に合わせ、以下をご参考にお手入れ・保管をお願いいたします。
Allo|ヒマラヤオオイラクサ
ヒマラヤオオイラクサから採取した天然繊維を、手作業で糸にし、織り・編みによって製作しています。天然繊維のため、繊維の太さや色、質感、織りや編み目には個体差があります。使用や洗濯を重ねることで繊維が徐々に馴染み、色や風合いも変化していきます。
洗濯について
- 単独での手洗いをおすすめします。
- 中性洗剤を使用し、やさしく押し洗いしてください。揉み洗いや強く擦ることはお避けください。
- 洗濯機の使用はおすすめしておりません。特に脱水や高速回転は、繊維や織り・編み組織を傷める原因となります。
- 漂白剤の使用はお避けください。
乾燥について
- 洗濯後は強く絞らず、タオルなどでやさしく水分を取ってください。
- 形を整え、風通しの良い日陰で乾燥させてください。平干しをおすすめします。
- 長時間の直射日光は、退色や縮みの原因となるためお避けください。
- 乾燥機は、縮みや風合いの変化につながるため使用しないでください。
アイロンについて
- 必要な場合は、あて布を使用し、中温以下で軽くかけてください。
- 高温でのアイロンがけや、長時間同じ箇所に熱を加えることはお避けください。
経年変化について
使用や洗濯を重ねることで、繊維が徐々に馴染み、色味や手触りが変化します。天然繊維および手仕事による製品のため、繊維の太さ、織りや編みの揺らぎ、色むら、縮みやシワなどが見られる場合があります。
保管について
- 十分に乾燥させてから、湿気の少ない風通しの良い場所で保管してください。
- 長期保管の際は、湿気がこもらないよう定期的に状態をご確認ください。
- 防虫剤や乾燥剤を使用する場合は、製品へ直接触れないようにしてください。
먹 Meok|墨染シリーズ
먹 Meokシリーズは、ALLOを韓国の伝統的な松煙墨で染色しています。天然素材であるALLOの繊維と墨の組み合わせにより、染まり方や濃淡には一点ごとに違いがあります。染色後は、定着しなかった余分な墨が出なくなるまで繰り返し水洗いを行い、仕上げています。
色味・経年変化について
- 墨染特有の濃淡、染めむら、色の揺らぎがあります。
- 光の当たり方によって、墨黒から灰色、わずかに茶を含んだ黒など、異なる表情が見られます。
- 使用や洗濯、摩擦、経年によって、少しずつ色味や風合いが変化します。
洗濯について
- 必ず単独で手洗いしてください。
- 水またはぬるま湯で、強く揉んだり擦ったりせず、やさしく押し洗いしてください。
- 洗剤を使用する場合は中性洗剤を少量使用してください。
- 漂白剤、蛍光増白剤、洗濯機、乾燥機の使用はお避けください。
- 洗濯によって徐々に墨色が変化する場合があります。
色移りについて
染色後に十分な水洗いを行っていますが、天然素材への墨染という性質上、摩擦や水濡れなどにより色移りする場合があります。特に濡れた状態では、白や淡色の衣類、布製品、壁、家具などとの接触をお避けください。
乾燥について
- 洗濯後は強く絞らず、折り畳んで手で軽く押さえる、またはタオルなどで挟み、やさしく水分を取ってください。
- 形を整え、風通しの良い日陰で十分に乾燥させてください。
- 長時間の直射日光および乾燥機の使用はお避けください。
保管について
- 十分に乾燥させてから、湿気の少ない風通しの良い場所で保管してください。
- 白い壁、淡色の布や家具などに長期間直接触れた状態での保管はお避けください。
Dalo|竹籠
天然の竹を使用しているため、湿気を含んだ状態が続くとカビが発生する場合があります。
日常の保管について
- 使用後は湿気を取り除き、乾燥した風通しの良い場所で保管してください。
- 高温多湿な場所や、湿気のこもる場所での長期保管はお避けください。
カビが発生した場合
カビが発生した場合は、アルコールを含ませた柔らかい布などで拭き取り、十分に乾燥させてください。アルコールによって竹の色が変化する場合がありますので、目立たない箇所で試したうえでご使用ください。
Gundri|水草マット・座布団
天然の水草を使用し、一点ずつ手作業で製作しています。
素材の特性について
- 天然繊維のため、色や質感のむら、擦れなどがあります。
- リバーシブルではありません。表面をご使用ください。
- 日光や経年によって、若草色から徐々にベージュ系の落ち着いた色合いへと変化します。
- 使用を重ねることで、繊維のボリュームが徐々に落ち着いていきます。
- 生活・製作環境や天然繊維の性質上、細かな繊維や砂などが床に落ちる場合があります。
- 編み目の粗いニットや繊細な衣類でご使用になる場合は、引っ掛けにご注意ください。
湿気・水濡れについて
Gundriに使用している水草は内部に小さな空洞があり、水分や湿気を含みやすい性質があります。湿度の高い場所での長時間の使用や、水分を含んだ状態での放置は、カビや腐食、虫害の原因となる場合があります。濡れた場合は乾いた布で水分を拭き取り、空気が全体に通る状態で十分に乾燥させてください。
日常の保管について
- 日本のゴザと同様、湿度が低く、風通しの良い場所で保管してください。
- 長期間丸めたまま、湿気のこもる場所に置くことは避け、定期的に広げて状態をご確認ください。
- 湿気を感じた場合は、風通しの良い場所で十分に乾燥させてください。
カビが発生した場合
アルコールを含ませた布などで拭き取り、十分に乾燥させてください。広範囲にカビが発生している場合や、内部まで湿気を含んでいる場合は、全体を十分に乾燥させてください。
虫が確認された場合
化学的な防虫処理を施していないため、保管環境などによって虫が発生する場合があります。虫が確認された場合は60℃程度以上の熱湯による処置が可能です。浴槽や大きな容器などで全体に十分な熱湯を行き渡らせ、その後、水分が内部に残らないよう十分に乾燥させてください。
円卓製品|Tai・lue / Talieng / Katu
天然の竹を使用し、それぞれの地域に伝わる方法で製作されています。
燻香・煤について
生産地にて釜戸のある生活空間で保管されていたため、竹に燻香や煤が自然に移っています。香りが気になる場合は、風通しの良い場所にしばらく置いていただくことで徐々に軽減されます。漆喰や白い壁材、淡色の布などに長期間接触させた場合、煤が移り着色する可能性があります。
ご使用について
天然素材と手仕事による製品のため、天板には竹そのものの凹凸や編み目の揺らぎがあります。通常のご使用には問題ありませんが、30ml程度の非常に小さな茶杯や底面の小さな器などを直接置く場合は、お盆や折敷などを併用すると、より安定してお使いいただけます。
保管について
- 高温多湿な場所での長期保管や、濡れた状態での放置はお避けください。
- 水に濡れた場合は、水分を拭き取り、風通しの良い日陰で十分に乾燥させてください。
- 乾燥した通気性の良い場所で保管してください。
虫食い・虫害について
天然の竹を使用し、化学的な防虫処理を施していないため、まれに竹を好む虫が混入・発生する場合があります。生産地および国内にて検品し、必要に応じて熱湯による駆除・汚れの除去を実施しています。
虫が確認された場合
- 洗い桶などに60℃以上の熱湯を張り、本品を5〜10分程度浸けてください。
- 浸かりきらない部分には、上からも十分に熱湯をかけてください。
- 処置後、柔らかい布などで表面の水分を十分に拭き取ってください。
- 直射日光を避け、風通しの良い日陰で内部まで十分に乾燥させてください。
※長時間の浸水は、竹の膨張や変形の原因となるためお避けください。
天然素材製品を長くお使いいただくために
天然素材を用いた生活道具は、湿度、温度、日光、使用頻度などによって少しずつ状態が変化します。特に植物繊維や竹製品は、湿気を含んだ状態が長く続くことで、カビや虫害、変形などが生じやすくなります。
日常的に風を通し、濡れた場合は十分に乾燥させ、長期保管の際にも時折状態をご確認いただくことをおすすめします。