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Allo / 01Research5

公開 2026.10.14更新 2026.10.14

Alloとは|ヒマラヤの自生植物から生まれる繊維

ヒマラヤの山地に自生するAllo。植物としての特徴、Kulung Raiの女性たちに受け継がれる加工技術と、暮らしとの関係を辿ります。

Alloとは

Alloは、ネパールの山岳地域に自生する多年草 Girardinia diversifolia の茎から採取される植物繊維です。

ヒマラヤオオイラクサとも呼ばれ、ネパールではおよそ標高1,500〜3,000mの山地に生育します。私たちが訪れたエベレスト周辺の地域でも、畑で栽培するのではなく、山に自生する植物を採取して利用していました。

苧麻などと同じ靭皮繊維の一種で、茎の外皮から繊維を取り出し、洗浄や叩き、乾燥などの工程を経て糸の材料になります。

繊維には空気を含むような柔らかさと素朴な光沢があり、強度と速乾性も備えています。色にも個体差があり、日当たりのよい場所で育ったものは比較的濃く、日陰では明るくなるといいます。生育環境の違いがそのまま繊維の表情に現れます。

Alloと暮らし

ヒマラヤ地域では、穀物や豆、唐辛子などの保存袋、伝統衣装、帯、毛布など、暮らしに必要なさまざまなものにAlloが使われてきました。その利用は19世紀の文献にも記録されています。

私たちが訪れたクルン・ライ(Kulung Rai)の村では、女性たちが採取、繊維加工、手紡ぎ、織り・編みまでを担っていました。

手織りと手編み

mrakでは、Alloの手織布と手編布を取り扱っています。同じ糸でも、織りと編みにより構造や質感は異なります。

次の記事では、植物から繊維になるまでの加工工程を紹介します。

mrak

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